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活動報告

新卒者が3ヶ月の研修を終えます

今春に入社しました大学と高校の新卒者が、3ヶ月間の新人研修を終えます。この3ヶ月という期間は、当社の試用期間にも相当します。

研修の最初の10日間は、座学が中心でした。始業時刻からは「ホームルーム」と称して新卒者たちに連絡事項を伝えました。その後は掃除です。配属先の職場が決まっていないので、当社で最も汚れやすい場所に連れて行って掃除をしてもらいました。事前に、ゴム手袋を支給しました。そうでないと手洗いに時間がかかり、研修時間に食い込む可能性が出て来るからです。

3ヶ月前の、そのような光景を懐かしく思い出します。こんな時、当社社長より記念品を渡す旨、連絡がありました。コロナ禍で、お花見やそれに引っ掛けた新入社員歓迎会が今年もできませんでした。このような行事の代わりに、一人ひとりに記念品を渡しました。

冒頭、社長より、入社式での話を忘れないでほしいとのメッセージがありました。つまり、どのような環境下であろうと「自分のベストを尽くす、全力を挙げて仕事に取り組む」ということは各人の自由で選択できることであるというメッセージであります。お陰様で今年の新卒者たちは、ベストを尽くしてくれているようであります。

今年の新しい取り組みとして、当社は
新卒者をマンツーマンで教える
ということをやっております。例年ならば、この時期から機械に就けます。今年は4月から機械に就けております(※)。教育担当は、それぞれの機械のオペレータで認められた人たちです。機械オペレータに応募して来た若者たちです。機械オペレータがどのような仕事であるのか、ある程度の見当がついて来た頃のように思います。一生オペレータで働くという約束ではないと思いますので、今後、どのようなチャンスを見つけてキャリアを積んで行くのか、私も社員の一人として、また職業経験の先輩として、見守って行きたいものだと気持ちを新たにしました。

※ 「良いオペレータは、自分の加工した製品を正確に測れる。測定はオペレータの技能を上げるに必要不可欠な能力。」そのような考えの下、当番制で検査職場に実習に出てもらいました。測定精度が検査員と同等であるという自信を、新卒オペレータに自覚させるためです。この意図がどこまで通じたのかについては疑問がありますが、必ず、この検査実習をありがたかった事だと思う日が来ると信じています。

 

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