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KAIZEN(5S+QC)

’21年2月24日開催の改善研修会で事例発表

【来歴】
’21年2月16日 諏訪圏ものづくり推進機構主催の「改善研修会」にて当社が発表することをお知らせ
’21年2月28日 「改善研修会」の発表と、感謝状受領を報告
’21年3月10日 地元の新聞に当社の発表が取り上げられたことを報告


当社の発表が最初であったからでしょうか、新聞記事になりましたので報告します。

向かって右の画像が、最初の方の発表スライドです。自社トラックが当社駐車場を出発して行くところを、写真で繋げて表現してみました。


2月24日、改善研修会当日。発表担当とパソコン操作担当の2名が、食堂にて最後のリハーサルを実施して本番に備えました。14時30分、会場の諏訪市文化センターに他の発表者と共に集合し、諏訪圏ものづくり推進機構の担当者より発表要領の説明を受けました。

 

15時、主催者の挨拶で改善研修会の始まりです。当社は第1部、「5S・改善活動」における問題解決事例発表のトップバッターとして登壇しました。Powerpointのスライドではアニメーションの機能を使っており、話した単語と見せるアニメーションとが完全にリンクしていないと耳(発表者の声)と目(スライドの画面)とが同期して頭に入って来ません。その目的を果たすため、発表者とパソコン操作者の2名を登壇させたという選択は良かった思いました。10分という持ち時間をきっちり使って発表を終えることができました。

 

発表内容は、当社の商品であります6F金属プレートを間違えなく、かつスピーディにお客様に配達するため、配送に関するお客様情報を一覧にした手順書を作成したことです。例えばフォークリフトの有無とか、伝票関係のことです。

当社社長より事前に、「なぜ運送業者を使わずに、わざわざトラックとドライバーを用意してお客様まで製品を運ぶのか、そこの目的をよく考えた発表をしてほしい。」とのアドバイスがありました。なぜ「物流」という職場が存在し、その機能は何であり、かつお客様に喜んでいただける配送業務とは何であろうかと考えながら、原稿を作って発表したつもりです。配送というサービスの質をいかに上げるのか、今後とも継続して取り組む課題であります。お客様からすれば、指定時刻に良品の商品が届いて当たり前、それができなければ失格です。お客様に喜んでいただけるサービスを提供するには何を付加すべきなのか、そのようなことを発表を通して考える機会を得ました。

他に4社の発表がありました。第1部の発表は次の通りでした。

株式会社シュタール ルート配送の標準化
株式会社みやま 社員全体で取組みを行った5S・改善活動
株式会社ヤマト 完成品在庫の見える化
株式会社イズミ 金型作業の手順書の作成
株式会社高島計器

新生産方式の導入と作業効率の改善


 

諏訪圏ものづくり推進機構が毎年開催しております「改善研修会」が、今年は2月24日に開催されます。会場は諏訪市文化センターと例年と同じですが、プログラムを削って開催時間を短縮し、かつ入場者を制限しての開催となります。

いつもの年であれば、基調講演で地元の企業の社長さんが改善活動にどのように取り組んでいるのかをお話いただけます。今年は、このプログラムはカットです。来年のお楽しみにしましょう。

更には、改善活動を活発に進めておられる企業の改善推進役(事務局のような立ち位置の方でしょうか)の苦労話を聞くことができます。このプログラムも、今年はありません。

例年であれば3番目、今年はオープニングとなるプログラムが、当社も登壇する「改善事例」の発表です。今年は5社が参加します。各社の持ち時間は10分です。

当社は2016年開催の改善研修会より事例発表の機会をいただいており、今年で6回目です。参加の初めの頃には、製造部の活動事例を中心に発表して来ました。そして一昨年、鋼材の在庫管理の業務で製造部門と営業部門とがコラボした事例を発表しました。昨年は生産管理部門の業務標準化の事例を発表しましたが、このうち鋼材の発注業務に関しては、一昨年の改善事例の上に積み上げた形の改善となりました。

そして今年は、当社の商品であります金属プレートの配達に関する業務の標準化の事例を発表します。今年の発表で、ほとんど全社が改善研修会に関わったことになるかと思います。ここで一度締め、来年からはもう一歩高みを目指した活動をご紹介して行けたらいいと考えております。

当社の発表はある意味、平凡です。それでもステージに上がろうとするのは、このような改善活動が当地で広がることを望んでいるからであります。当社の成長は、その商売の性質上、当地の企業の皆さんが元気でなければありえないからです。

今年は人数制限でたくさんの皆様にお会いすることはできませんが、コロナ禍でも改善活動が途切れずに続いていることを発信して行きたいと考えております。

 

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