採用情報ニュース

活動報告

高校新卒者の集合教育を終えました

4月1日は当社入社式の日であります。その前日、3月31日が高校新卒者の集合研修の最終日です。今年も座学と実作業の実習を組み合わせ、実質7日間の研修を行いました。

中途採用者に対して行う雇入れ時の教育を柱に、就業体験のない高校生たちにその前段で考えてほしい事や労働基準法やその他の法令で定まっている内容等をかみ砕いて説明を加えました。講師は人事担当と役職者が担当します。

最終日に毎年、作文発表を行っています。作文のテーマ選び、作文(原稿用紙への執筆)、当社社長や講師を務めた管理職・人事担当を前にした発表へと進めます。

この作文のため、2日間で40分間のコマを4回使っております。研修を通して考えたことを発表するのですが、「正月に立てる今年の目標」というような作文を求めていません。学生から社会人に変わる場面で、自分はどのような生き方を選ぶのかという視点を取り込むように指導しています。当社では18歳のこの瞬間が、「己を変える」タイミングとすると大変重要な機会と考えているからです。「なぜ働くのですか?」という質問をして社会人あるいはプロになることを意識させたり、「もし先輩がルール通りに始業点検をしなかった場合、あなたはどうしますか?」と意地悪な質問も繰り出します。

「親への感謝の気持ちを伝える」という作文発表の中では、親の苦労を背中で見ていた小学生の頃、中学生の頃、高校生の頃の姿が想像できました。今日帰宅しましたら、「今日はこんな作文を発表した同期の仲間がいる。」ということを切り口にして是非とも親に、育ててくださった感謝の気持ちを伝えてもらいたいと思います。また作文発表を聞いたコメントの中でも、そのような話が何度も聞けました。

言葉で感謝の気持ちを伝えるのが今日。初任給が入ったら、自分のお金を通して感謝の気持ちを改めて伝えていただく。このようなストーリーを思い描きながら、高校新卒者の研修を終えました。

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