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KAIZEN(5S+QC)

改善活動の社内発表会で金賞、銀賞、銅賞が決定

当ホームページのトップ「お知らせ」にもある通り、小集団活動(改善活動)の第3回社内発表会を行いました。この小集団活動ですが、できる限り5S活動に絡めた活動をお願いしております。昨年11月から今年10月くらいまでの活動の中で、「他のグループに聞いてもらいたい」、「社長に聞いてもらいたい」というものをテーマとして選んでもらいました。勤務時間中に小集団活動を行う時間を与えたくださった社長に、その成果を見て聞いていただく機会でもありました。1グループ当たり5分という短い時間ではありましたが、
・ 何に困っていたのでテーマとして選んだのか?
・ なぜそのような問題が発生してしまったのか、原因究明
・ 原因を取り除くための対策と、実施した結果の効果を確認
というストーリーを守って発表してもらいました。

諏訪圏ものづくり推進機構のアドバイザーに審査員をお願いして、金賞、銀賞、銅賞を決めていただきました。賞金を社長から受け取り、インタビューを受けている姿をご覧ください。

なお小集団活動は職場毎、全部で9グループあります。


金賞には、面取り&検査グループが選ばれました。発表のテーマは次の通りです。

 

困った事は、面取り不良の増加です。今年に入ってから工程内不良が増加傾向で、再作費用も増え続けていたことが問題でした。

 

 

 

 

 

 

 

パレート分析の結果から、面取りを仕様よりも大きく取ってしまう「サイズ過大」をターゲットに選びました。原因にはいろいろな要素があり、特性要因図ではうまく表現ができませんでした。そこで5M(Man、Machine、Material、Method、Measurement)に着目し、5S活動の一環として改善できそうなこと(下の画像では、A、B、C、Dと表記)と、技術的な要素の強いものとに分けて対策を進めることにしました。

 

 

 

 

対策の基本方針を次のように定め、AからDの4項目で対策を進めた結果、7月にはサイズ過大の不良を”0″にすることができました。

 

 

 

 

技術的な要素のある原因については未着手ですが、こちらは品質会議という別の会議体の中で解決して行くことにしました。


受賞した3グループの発表の様子をご覧ください。

 

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