「トップダウンとボトムアップ、その兼ね合いが大事ですよ。」とアドバイスを受けておりました。当社にとっては、なかなか難しいことです。ボトムアップの本流は小集団活動（当社はブループ活動と呼んでおります）です。

過去においてグループ活動の経過報告や結果・成果を貼り出したこともありますが、廃れてしまいました。貼り出す担当に熱意のようなものがないと、なかなか長続きしません。また一般社員からの反響がないと、その熱意もだんだんと冷めてしまいます。

ところで最近のグループ活動ですが、ネタがないと言ってなかなか改善活動が前に進まないグループがあったり、逆に「よくここまで。」と思わせるようなグループが出て来たりと、グループ活動に温度差が生じて来ているのが現実です。グループ長に発破を掛けるだけではなく、やはりグループ員（一般社員）に火を付ける必要を感じておりました。

当社はグループ活動の指導を、諏訪圏ものづくり推進機構のアドバイザーにお願いしております。その先生より「良い改善事例、横展開・水平展開してほしい改善事例は、所定の様式で貼り出すべき。」とのお言葉をいただきました。その時に推奨されました事例を、第1工場と第2工場に貼り出してみました。

左の画像で、「カイゼンシート」なるものを作ってみました。

一般社員に対し、「他のグループはこんなことをやっているんだ、当社ではこのような改善をしてかまわないんだ。」というようなＰＲになることを期待しております。