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【 ブログ4 】諏訪地域のバスケットボールについて

. はじめに
私は小学校からバスケットボールをしており、現在も社会人クラブに参加しています。
社会人バスケも今年で20年目となりました。
当社にはバスケットボール部などありませんが、社員でバスケ経験者が以外と多い会社ではあります。なかなか珍しく会社の外にバスケットゴールまで設置されています。
当社にはフィリピン工場もあり、現在技能実習生としてフィリピンの方が11名いてフィリピン国ではバスケが1番人気のスポーツでもあることで、彼らも皆バスケットボールが大好きです。

                          写真はフィリピン工場敷地内にあるスタッフ達の手作りバスケットゴールです。

 

2. バスケットボールの人気について
世界では1番人気のスポーツはサッカーですが、実はバスケは競技連盟登録者人数が4億5千万人、競技登録国数共が213ヵ国とサッカーを抜いて共に1位です。
ちなみにサッカーの競技連盟登録者人数は2億5千万人(2位)競技登録国数共が208ヵ国(2位)となっております。
日本国内では競技人口は59万人で日本国内のランキングでは11位となっています…。

それでも日本でも90年代にはNBA人気やバスケの神様と言われているマイケルジョーダン人気、そしてバスケ漫画の頂点「スラムダンク」の人気で日本にもバスケブームがありました。一時期は競技人口100万人までになったほどです。
スラムダンクの影響は本当にすごかったです。バスケ漫画の頂点だけでなく日本のスポーツ漫画の頂点でもあり、海外でも大人気です。

しかし1996年にスラムダンク連載終了、1998年にマイケルジョーダンの引退、翌年1999年NBAのロックアウト問題、2000年にはバスケットボールのルールが大きく変更もあり2000年代には日本のバスケ人口が急激に減りました。グラフで見るといかにスラムダンクの影響がすごかったかがわかります。

 

3. 日本バスケ低迷期
1992年にJリーグの開幕で90年代ではバスケと共に人気が出てたいたサッカーでは、2002年の日韓ワールドカップの開催の影響で更なる人気を見せていました。
サッカーの盛り上がりは更に上昇気味になっていました。
バスケ人気低迷の中、2006年には日本(さいたまスーパーアリーナ等)でバスケの世界選手権(現ワールドカップ)が開催されました。
開催国で日本が出場するだけでなく、NBAのスーパースターが集まるアメリカ代表が見れることで期待されてはいたものの思った以上に盛り上がらず、2006年の世界選手権は失敗と言われております。
同年のサッカーの2006年ドイツワールドカップでサッカー以外にもフットサルの人気が急上昇となっており、バスケ人気の低迷を特に感じました。

 

4. 日本バスケブーム再来の期待
2016年にはBリーグが新しく開幕し、2019年に日本男子代表が15年ぶりのワールドカップ出場を決め、16年ぶりのNBAジャパンゲームが開催されたり、NBAで初の日本人ドラフト1巡目指名者が出たりと日本人のバスケレベルも上がり始めています。
ワールドカップでの成績は残念な結果でしたが、東京オリンピックに期待があり、令和時代でバスケブーム再来も期待されています。

しかしコロナウイルス拡大で東京オリンピックの延期、インターハイ等が中止になったりと各プロスポーツも中止、延期になりました。
緊急事態宣言で全国の公共施設、体育館等が利用禁止となり、諏訪地域でも4月からすべての体育館が使用できない状態でした。
緊急事態制限解除と共に今月6月から条件を設けて体育館の開館・利用再開となりました。
しかし費用の関係で市町村の体育館よりも小中学校の体育館を借りて練習を行っているチームがほとんどです。
そして小中学校では体育館の利用がまだ再開されてない為、実際に体育館を借りてのバスケや運動を出来ていない方がまだ多いようです。コロナウイルスが終息したわけではないのでバスケを再開するかまだ悩まれているチームが多いみたいです。私は最近ぎっくり腰になったので、どちらにしてもまだバスケは出来ませんが…。

5. 諏訪地域の社会人バスケについて

ここ10年ではバスケよりもフットサルの人気もあり20年前は隣のコートには同じバスケだったり、バレーやバトミントン、インディアカなどをされている方が多かったのですが、ここ10年で色々な体育館に行っても隣は大体フットサルをやっていることが多く、羨ましいことに人数も毎回20人くらいます。バスケは15人いれば多い方で、少ない時には3人しかいないなんて日もよくあります。

昔と比べて減りましたが、それでも現在諏訪地域の男子チーム数は20チームくらいはまだあると思います。
その中でも正式に県登録しているチームは5、6チーム程です。私が社会人1年目の時には市民大会から県の大会、また当時は諏訪のナイターリーグもありました。
リーグ戦もピーク時には3部リーグまであり、40チームくらいが参加されておりました。
春と秋の2回に開催され、火、木、土の19時~21時まで行われておりました。諏訪市の清水町体育館と元町体育館の2つの体育館を使用していました。当社シュタールも一度参加されていたようです。
年々チーム数が減りはじめ、参加しているチームでも仕事が忙しくて試合時間に間に合わないチームも結構多くなっていました。最後には4チームも集まらないくらいになってしまい現在は残念なことに諏訪リーグはなくなったと聞きました。
昔と比べてチーム数が減ったものの、若い方がチームを作っていたり、昔からあるチームに新しいメンバーが加わったりして毎年6市町村での大会は開催されています。
富士見町、原村、茅野市、諏訪市、下諏訪町、岡谷市で年間2回大会を開催しています。
今年3月に富士見町の大会が予定されておりましたが、この大会もギリギリで中止となってしましいました。
今年は大会すべて中止になると思われます。諏訪地域には県でも上位に入る強豪チームもあれば、初心者のみで集まるバスケサークルもあるようです。
当社にも強豪校出身で社会人でも強豪チームで活躍されていたメンバーが数名います。現在はコロナウイルスの影響でまだまだスポーツが出来る環境ではないですが、バスケは学生時代にやっていて、また社会人になってもやりたい方や初心者でバスケ経験ないがバスケをしてみたい方、そして学生でこれから社会人になる方、是非社会人バスケに参加してみて下さい。
知らない人がいきなり練習に参加したいなんて言っても歓迎してもらえないなど気にされる方が多いと思いますが、社会人バスケだけでなく長野県のスポーツチームは結構「誰でもウェルカム」のところが多いとも聞いております。
最近はネット、SNSからでもチーム紹介、メンバーの募集をしているようです。

コロナウイルスが終息した時には日本でのバスケブームの再来とバスケ人口増えることを期待し、また諏訪地域でもナイターリーグ等が復活するくらいになることを楽しみにしています。

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