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第2工場に新規切断機を導入しました(アルミニウム加工用)

立フライス盤に続き、切断機を第2工場アルミ職場に導入しました。切断できるアルミニウム鋼板のサイズを「大型」「中型」「小型」と仮に分けるとすれば、「小型」用の切断機であります。機動力を生かして後工程にどんどんと切断上がりの製品を流して行くというイメージになれば、狙い通りです。実は後で述べるように、ソフト面の課題があります。
 

アルミ職場には同じタイプの切断機が導入済みであり、2台を並べたレイアウトとなりました。増産対応が目的ではありますが、先頭工程で製品投入の流れが良くなれば、完成品の上がり具合も良くなるはずです。あるいは、アルミ職場でネックとなる工程が見えるようになるはずです。お客様からのご注文に対し、どのような新たな動き・流れを生み出すことができるのか、楽しみであります。
 

さてコロナ禍でありながら、当社にご注文をいただき、感謝申し上げます。製造設備の増強を図っているのは、更にご注文をいただいた場合に、当社に対する期待を裏切ってはいけないと考えているからです。

2台持ちを前提にオペレータを配置してますが、遊軍となるような者がおればなおさら結構と考えております。今月の頭にハローワーク宛て、オペレータ増員のために求人票を出しております。

次の課題は、いただいたご注文に対してどのように切断を進めるかです。大きなサイズの製品であれば、「大型」サイズ用の切断機で対応します。中くらいのサイズの製品ならば、「大型」→「中型」というように2台の切断機を通します。小さなサイズの製品であれば、「大型」→「中型」→「小型」と切断機を通すわけですが、小さなサイズの製品を2個とか3個とか組み合わせる (あたかも1つの製品のようにして「中型」まで流し、「小型」で2分割または3分割するという流し方) で効率が上がるはずです。当社ではこれを【板取り問題】と呼んでおります。今は熟練オペレータの勘に頼っているところが大ですが、これを合理的に解決できないかと考えております。次の飛躍に向け、ハード面は準備できました。次はソフト面での挑戦です。社内の知恵を絞って突破口を見出したいと考えております。

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