「Ｗｉｔｈ新型コロナ」の時代を迎え、オンラインでの活動が増えて来ていると思います。当社に於きましても、これまで「通学」方式で研修を受けておりました特殊鋼販売技士の講座を、「Ｗｅｂ」方式で1日、受講することになりました。

今年は営業職の者たちが、主に仕事を通して覚えた知識の整理を兼ねて受講しました。自分たちの販売している金属（特殊鋼）が身近なところで何に使われているのかといった導入に始まり、特殊鋼ごとの成分や性質・特徴、あるいは一般的な金属の精錬方法といったところまでは話が展開して行きます。

講座を受講したからと言って、セールストークが急にうまくなるということなどあり得ません。しかし頭の中に新しい知識の引き出しが用意できたことで、お客様からお聞きしたお話が頭の中で整理されて蓄積されて行くと思います。仕事を通してお客様の役に立つ営業担当が育ちます。新型コロナウィルスの感染予防をしながら、お客様の元に今後も足を運ばせていただきます。ご指導とご鞭撻、変わらぬご愛顧を引き続き、よろしくお願いいたします。

金属材料については、本「お知らせ」で【コラム】として記事を上げさせていただいております。参考にご覧いただければ幸甚に存じます。
※　鋼（鉄鋼）とは、鉄と炭素の合金。精錬の過程で除去し切れない不純物を若干量、含有しています。
※　特殊鋼とは、鉄鋼に炭素以外の元素を意図的に添加し、鉄鋼に新たな性質（特徴）を付加した金属のこと。ご家庭のキッチンに使われておりますステンレスも、その一種類です。クロムを意図的に添加し、錆びにくい　＜　Stain（シミ・汚れ）、 less（より少ない）　＞　鉄鋼に変身させています。