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ブログ17 令和5年度ミニバスケットボール指導活動を振り返って

【新チーム発足】

今年度チームの発足当初から、子供たちによる県大会優勝という高い目標設定とは裏腹に非常に厳しい戦況になると予想してきた。今年度は高いスキルや大きな体格に恵まれる選手がおらず、努力をして個々の能力を上げることに対して例年以上の注力を注ぐ必要があった。そんな想いを抱きつつ、コーチ就任8チーム目を預かり活動が開始する。

【親御さんの熱い想いと裏腹に…】

子供達はおとなしく、優しい子が多い。これは選手にとって良いようで全てが長所に結びつかない。気迫が欲しいが希薄さが先行しているように感じてならない。一方で、親御さんの期待と熱い想いがひしひしと感じる。親御さんの熱意が強いのは今年に限った話ではない。しかし特に今年は例年に増してとにかく熱い。子供達は口では目標を高く言うが、行動や態度に表せない。(表さない?)スポーツマンとしてこれは大きな裏目となってしまう。個々が主体性をもってプレイができること、格上の相手や劣勢な状況下でも自分のパフォーマンスを実践しようとする自己主張を強化させる必要があった。

 

【厳しい練習や忙しい対外活動の日々】

練習は例年以上の注力を注がなければならないということは、選手たちも理解してくれており、結果として私が受け持ったチームの中でも確実に練習量が多いチームであった。また、練習試合、遠征も非常に多くスケジュールされ、子供たちはおろか各家庭のご理解も本当にありがたいものでした。怪我や感染症流行に悩まされつつも本当によく耐えてきてくれました。本当によく頑張ってくれました。課題の自己主張は強化出来ました。

 

【印象に残る活動】

全国中学校バスケットボール大会で男女アベック優勝を果たした三重県のメリノール学院で開催されたカップ戦に参加したこと。ある神奈川県チームの監督さんより参加のお話を頂きました。大変貴重な機会になると判断し、9月23日24日の二日間参加させて頂くことを即決。実際に参加してみると、参加チームは非常にレベルが高く、試合結果は全12チーム参加中、順位は10位という苦い結果でした。自分たちの実力地を痛感するとともに選手権に向けて明確な課題と今後の取り組みの方向性を改めて認識。

一方で、メリノール学園には輝かしい功績がたくさん飾られておりそれらを目の当たりにできたこと、皆があこがれる環境下でプレイ出来たことが本当に記憶に残るイベントとなりました。

あこがれのメリノール学院体育館にて

 

【チーム戦績】

中南信新人大会2位、中南信地区リーグ戦2位(中南信地区33チーム中)

(長野県選手権大会では、県大会の出場を逃してしまう…)

 

【活動を振り返り】

長野県内の多くのミニバスチームが県大会優勝を目指して日々努力している。しかし。優勝できるチームは当然1チームのみ。「夢は叶わない」ことの方がほとんどなのかもしれない。一方で県大会優勝に向けて、厳しい練習に耐え抜いてきた過程が非常に重要で、個々のバスケットのスキルに留まらず忍耐強さ、協調性、思いやりといった人間性の面での成長できたと確信しております。子供達には今後起こり得る厳しい境遇に立ち向かい、乗り越えてくれる強さを身に着いてくれているものと願っております。

そんな教え子達から、将来シュタールの門をたたいてくれる子が現れたら嬉しいです。

茅野市ミニバスケットボールスポーツ少年団のメンバー及びチームを一緒に支えてくださっているスタッフの皆さんです。全員おりませんが、スタッフ9名選手50名の所帯です。

 

【チーム外活動】

① 長野県ユース育成事業のスタッフとして地区で選抜された選手の強化・育成を目的とした取り組みを行っている。月に1度、南信区全域より選手が集まり高度なスキルを身につけるべく鍛錬する。ここで一定の成果を出すと、県選抜への道が開かれる。ここで私自身が指導できるコーチングスキルを磨くべく勉強が欠かせない。令和6年度も続投。

② 諏訪地区選抜の監督として活動を行う。諏訪地区の選手よりトライアウトを合格した選手15人に対して中学校のステージで即戦力を目指し臨む。各地区の選抜チームとの交流や中学生との試合、県外遠征など活動はアクティブだ。元々選手権を終えて燃え尽きた選手たちが対象であるが、本活動を通じて再度目的意識を持たせ志高く臨むように仕向ける。令和6年度も続投。

 

諏訪選抜チーム 神奈川県秦野市へ遠征し、中学生と試合を行ってきました。

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