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今年も消防訓練終了しました

人事からのお知らせです。

11月23日に当社の消防訓練を実施しました。
あいにくの雨模様となりましたが、避難場所を変更し、今年も無事訓練を終えました。

この訓練は火災が発生しやすい時季を迎えるに当たり、火災予防意識の一層の普及を図ることで、火災の発生を防止することを目的に毎年この時期に実施しているものです。

総務庁消防庁の発表によりますと、令和3年(1~12月)における火災の状況では、総出火件数は 3万5222 件、前年より 531 件増加(+1.5%)しています。火災種別でみますと、建物火災が 184 件増加、林野火災が 12 件減少、車両火災が 46 件増加、船舶火災が 15 件減少、航空機火災が増減なし、その他火災が 328 件増加しています。出火原因の第 1 位は「たばこ」、第 2 位は「たき火」です。

当社も毎月実施している安全パトロールや5S活動を通じて日々意識はしておりますが、
訓練となるといつも以上に気が引き締まります。

防火管理者の工場長から以下の点のお話がありました。

・まずは正しい情報を確認することが重要であり、それから安全な場所へ退避すること。
・集合時も点呼が終了するまで、整然と並ぶ意識が必要であること。そうすることで、同じ部署の仲間の安否確認をしやすくなります。人命を守る大切さを訓練であっても忘れないでほしいのです。

訓練は、避難訓練・消火訓練・通報訓練の3つの訓練で進んでいきます。

まずは、昼休憩終了のチャイムが鳴り終わり、防火管理者の工場長の指示のもと、訓練開始の非常ベルを鳴らします。
災害時は冷静な判断ができないので、まずは情報が必要となります。情報班は正しい情報を発信することが役目となり、館内放送で状況を伝えます。

その情報をもとに避難誘導班の誘導で、避難場所まで避難を開始します。従業員が適切な避難経路で避難できるように促し、誘導にとどまらず、逃げ遅れている人、怪我している人を優先的に助けてあげることが役目となります。

今年は訓練時にお客様もいらっしゃいましたが、適切な判断のもと無事にお客様の非難も終えることが出来ました。

避難の際には、搬出班により会社の必要備品の持ち出しも行います。

全員避難が終了し、救護班と安全防護班による応急処置説明と油漏洩キットの使用説明がありました。

 

消火班からは初期消火の方法を説明があり、今年入社した社員を対象に消防署より拝借した水消火器を用いて、消火訓練を実際に行いました。

 

訓練を終え、通報班は実際に119番通報を行いました。
皆はじめての119への通報経験であり、想定外の質問もあったりしましたが冷静に対処できていました。
落ち着いて、はっきりと伝えることが重要となります。

子供の頃は学校で訓練をしていましたが、社会人になってからの消防訓練は貴重なものとなります。
万一を想定して訓練をしておくことが被害拡大を防止することにつながります。

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