お知らせ

ニュース

新型コロナウィルスの時代に入っても経営理念は変わらない  ~ お客様への感謝の気持ち ~

昨年2019年夏から深刻さを増した米中貿易戦争の影響、そして今年2020年春から始まった新型コロナウィルスの影響。当社のお客様も、また当社も、受注量の減は否めない。しかし経済環境が厳しさを増す中、当社はお客様目線で仕事ができているだろうか?そんな問いかけが7月の全体朝礼で林社長よりあった。「全体朝礼」と言っても密閉・密集・密接を避けるため、社長より送られて来た原稿を各職場で読み上げるのであったが。

6月、社長は社長室を出て事務所で営業担当や営業アシスタントたちと机を並べて仕事をされていた。社員と一緒に見積もりをし、営業活動やその他の仕事をした中で感じられたことをお話になった。


「有難い」という気持ちがあれば、どんな仕事でも大事にします。

経営学者ピーター・ドラッカーが『ある程度、大きくなった会社は、時にその時点から、なかなか成長しなくなる場合がある』と言っています。それは、会社が小さい時には喜んでやっていた仕事をやらなくなるからだと分析しています。ちょっと規模が大きくなると『それはもう自分たちのやることではない』と、仕事を選ぶようになるのですね。もちろん実際に、やれないコトもあるかもしれませんが、『仕事をいただける有難さ』、つまり初心を忘れてしまってはいけません。

どんな会社でも、最初は仕事を選ばずにやっていたはずです。断るのを“もったいない”と思っていたでしょう。だからこそ心を込めて仕事をし、成長できたはずなのに、少し大きくなったからと言って、いただく仕事へ感謝を忘れてしまったら、成長はストップします。仕事をいただけるコト、社会からサポートされているコトに対する、有難いという気持ちを持ち続けなければならないのです。

また、有難いと思えば思うほど人の幸福感が膨らみます。
感謝の心が高まれば高まるほど、それに正比例して幸福感が高まっていきます。

『初心忘るべからず』。何事においても、始めた頃の謙虚で真剣な気持ちを持ち続けていかねばらないという言葉があり、それを強く感じた6月でした。今一度初心に戻り、原点回帰に努めましょう。

新型コロナ感染者が昨日も全国で138名と増加し第2波の予兆を伺える中ですが、以前に比べ気をつけなければならないコトが絞り込めて来ています。先日、絆ネット(※ 社内一斉のメール配信サービスのこと)を利用し皆さんへも『お知らせ』という形で新型コロナウィルス感染第2波の予防に対する当社の方針を発信しておきましたので、確認いただき、今月も活動願います。

ご安全に。


仕事が薄いからと言って標準時間を守らないと原価アップになる。お客様に直接は関係ないのだろうが、当社の利益を減らし、将来コストダウンしてお客様に還元する体力を失って行く。不良を作っても作り直せばいいと安易な気持ちになっていないだろうか?不良品を作るために要した時間とエネルギ(会社の資産)は永久に戻って来ない。また仕事の薄い今だからこそできること・チャンスを逃していないだろうか?改めて経営理念を心に呼び覚ませる、大切な朝の時間だった。

ページトップへ